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日々の日常的なことから、アニメなどの感想を取扱おうかな、と考えています。
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開始フェイズ、互いに手札を一枚増やす。
徹底したドロー加速をするつもりなのだろうか?

もしや、モンスタープールにいるのか? アレが……。
だとしたら、決着は、延ばすか…?

とりあえず……
「危険予知、使用します」
能力の起動。
手札を一枚捨てる。

見れたのは攻撃属性の【不死鳥の羽】
相手を撃破するか、自分が撃破された時、そのモンスターを場に再召喚する。
さらに、この能力の使用に成功した時、このカードを手札に戻す。
という、カードだ。

高Lvが出る前になんとかしなければまずい……。

戦闘フェイズ。
俺は、追撃属性のカード【追い風】を使用。
このカードは自軍のモンスターの体力を半分にする代わりに攻撃を倍にする。

対して相手は回避属性のカード【水溜り】
自軍モンスターが破壊された時、カードを一枚ドローする。

読まれた……。
相手のトートを破壊してしまった。
次は、何がでてくる……。



次回に続く

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手札を一枚見られた。
それだけでいったいどれほど変わるのか。

4枚しかない手札の1枚を見られるのだから、それはいたい。

俺はすぐさま流水のカードを選んで場に伏せる。

「戦闘フェイズ。」
お互いに伏せた一枚を表向きにする。

相手のカードは、『渾身』という攻撃属性のカード。
効果はお互いにダメージを受ける際、そのダメージを2倍にする。

相手のウォルを倒した。
呆気ない。

なんだか、妙な気がしたが、相手は2体目のモンスターを選び出す。

追撃属性モンスター:トート
手札を2枚増やすという、Lv2のモンスターなら誰でも持ってる能力。
それに加え、ターン開始時にお互いの手札を増やすという能力を持っている。

怪しいな。

「開始フェイズ、優先権が移ります。」
焦りは禁物、何がこようと考える。




次回に続く

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回避属性のモンスター:ウォル
お互いにスタートは同じだった。

効果は、このモンスターが召喚された時山札からカードを一枚引く。
そう、1ターン目からカードを増やせる事はかなり強い。
けれど、このゲームのLv1のモンスターは皆持っている能力だ。

だが、このモンスターのいい所は別にある。

それは、『危険予知』
手札を一枚捨てて相手の手札を1枚だけ見ることができる。

しかし……
「コイントスします。」
これで、表なら俺の裏なら相手が最初の優先権を得る。

表、だった。
「能力パス、使用しません。」
仕方なくそう宣言する。

対して相手は
「能力を使用します。」
当然のごとく、使用してきた。

一枚捨てられる手札。
見られたのは流水という回避系統のカード。
効果は攻撃を受ける際、一度だけダメージを消すことができる。

まだマシか。

しかし、嫌なスタートになってしまった。




次回に続く。

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天使に連れて来られたのは何の変哲もない部屋だった。
ただ、言うべきことがあるとすれば、学校の体育館並みに広い事だけだ。

それだけでも十分に変な事だが、なぜか驚けなかった。

「さて、これからお二人にはこれを使って闘っていただきます。」
そういって差し出されたのはTCGのデッキだった。

「これは……。」
「貴方の世界にある、サード・モンスターというカードゲームです。」
サード・モンスター。
俺もよく知ったゲームだ。

最初にモンスターを一枚選んでフィールドに出し、手札から回避・攻撃・追撃三種のエネルギーを持つカードを使って行動を決め、闘うシンプルなTCGだ。
モンスターにも種類がいて、回避属性の水・攻撃属性の火・追撃属性の風とがあって、得意な行動が決まってたり、
相手が回避の時に追撃をすると2ダメージ、攻撃の時に回避だと1ダメージ、追撃の時に攻撃だと4ダメージとかそんなゲーム。
モンスターごとにレベルもあって、最初は1レベルのモンスターから始める。

「お二人とも知っているようですね。」
「それなりには、な。」
「それ、僕のデッキ……。」
え?
渡されていないのに分かるのか?

「そうです、よく分かりましたね。」
そういってデッキを渡す天使。
俺の方も、俺のデッキだ。

「では、それで闘っていただきます。」
部屋の端に一つずつ、何かの台が現れた。
どうやらあそこにデッキを置けという事らしいが、こんな距離でいったい何故?

まぁ、いい。
ここは、とりあえず……
様子見の回避属性のモンスターだろう。

そう思いながら所定の位置に着いた。

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ふむ……
と一つ手札を見る。
右隅にJOKERが控えている。

コレをどう処理したものだろうか……
一つ考えを巡らせて見る。

「あんさんから見て右隅、JOKERやろ?」
一瞬、かけられた言葉の意味が理解できなかった。
……何故、わかった?

「なんでそんな事がわかる……。」
ひとまず、もう一人の学生と思しき少年からカードを引く。
ペアがそろった……

「なんでって、そら言えんわ。」
笑いながら俺の手からカードを抜いていく。
当然のように右から2番目のカードを引いた。

「単にカードの回り方覚えとるだけやもん。」
最後に残ったカードを捨てて上がった。
覚える? そんなの不可能だろう…?
そう思いながら少年にカードを差し出す。

「そこまでです。」
と、少年がカードを引く前に待ったをかけられた。

「最初は貴方達二人に来ていただきます。」
どうやら、順番とやらはここまでで決まってしまったらしい……
俺と少年は天使に案内された先へと進んでいった。

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場の空気は真剣だった。
単なる遊びだが、何か真剣にやらねばならないような気がした。

しかし、単純に考えてババ抜きに必勝法などない。
だから、どうしたって運頼みになるしかない。

「負けないように頑張ってください。」
そして、天使の不気味な微笑み。
これはいったい、なんのためにやらされているんだ……?

カードを一枚取る。
関西弁の男がやけに他のカードを見ているが、なんだろうか?

「ほな、ワイが引く番やな。」
そういって俺の所から関西弁の男はカードを引いた。
スペードの3。

しかし、どうやら同じ数字のカードはなかったらしい。
次は小学生らしき少年がカードを引いた。
その後は、なぜか俺を睨みつける髪の長い青年。

それから俺だった。

しかし、ゲームの進行は遅かった。
皆、運悪く同じ数字があまりそろわないようだった。
髪の長い青年一人を除いて。

「うわ、もうそろそろ上がるやん。」
と、声をかけられても全く反応はなかった。
それから間もなく、一人だけ上がった。

その頃には大体、一人カードを4,5枚持っていた。
本当にただのババ抜きだ……。

これで、いったい何をするのだろうか…?



次回に続く

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「先代の神と同じ時に死んだからです。」
聞かされても全く分からなかった。

「そもそも、神というのはただの力でしかありません。」
「力…?」
「はい、決して消えない不滅の力です。」
「なら何で死んだって……」
俺には全く分からない事だらけでさっぱりだった。
いったい何故、力とやらが神などと……

「力があっても器がなければ意味がないのです。」
「器?」
「そうです。貴方方のように……」
「死んだ人間?」
「そうです。貴方方は器となった可能性があるのです。」
……つまり、ただの偶然。
偶然死んだのが神と同じだから可能性があるだけのようだ。

「力は器なくして働く事はできません。また器はいつかは壊れてしまう。」
だから補充する。
そういう事だろう。

「これから行うのは力を宿した方を探すためです。」
しかし、と思う。
いったい何故それでトランプなんだ?





「さぁ、では説明はこの程度で」

そういって徐ににトランプを取り出すとカードをきり始めた。



「まぁ、でも安心してください。これは順番を決めるだけですから

そう言って天使はカードを配りだした。

……順番。

いったい何の順番だろうか……。



「とにかく勝てばえぇんやろ?」

しかし、あの男はやる気らしい。

ならば、俺も考えずにただ真剣にやるべきなのだろうか……?







次回に続く

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プロフィール
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時流
年齢:
32
性別:
男性
誕生日:
1992/12/07
職業:
学生
趣味:
小説を書く
自己紹介:
時流です。
突然、古臭い言葉遣いになったり、暴走します。
でも、最低限のマナーを守るようには勤めてます。
それに小説&絵をかきます。
どちらも下手ですが、頑張ってHPにupします。
よければ見てやってください。
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